日本工学院八王子専門学校の学生が「ヒュッテの屋根上装飾デザイン」を作成!
東京クリスマスマーケットの会場内にはドイツ語で木の小屋と呼ばれる「ヒュッテ」という建物が並んでいます。
2022年より産学連携の活動として、東京クリスマスマーケットの会場の雑貨ブースの屋根上装飾を学生によるデザインで可愛らしいデザインの作成をしてきました。
今年は、「日本工学院八王子専門学校 デザイン科 インテリアデザイン専攻2年生」が、「東京クリスマスマーケット2025 in 神宮外苑」と連携し、
会場の雑貨ブースの屋根上装飾デザイン制作に取り組みました。
グリム童話がテーマの会場をさらに魅力的に演出するため、学生10名が、空間デザインの知識と技術を駆使。
訪れる人々に最高のクリスマス体験を提供するヒュッテのコンセプトワークからデザインまでを実践しました。
学生たちが描いた、温かく幻想的なクリスマスの空間デザインを公開します。
【デザイン一覧】
曽根川 佳希さんの作品

①シンデレラ(街並みと馬車)

今宵はシンデレラにとって最初で最後の舞踏会。そんな楽しい時間は残り五分で終わってしまう。魔法が解ける前に階段を駆け降りるシーンを再現しました。
そのシーンを「ラストスパート」と捉え、疾走感を演出するとともに、まだまだクリスマスマーケットはこれから、最後の最後まで楽しんでほしいという思いで作りました。
②小人の靴屋

クリスマスマーケットを賑やかにするための準備をしている時もクリスマスであり楽しいという思いを込めて作りました。
普段人間が寝ている夜中しか活動しない小人ですが今回は朝から晩まで働いてくれます。皆さんにとって良いクリスマスを贈ります。
田村 優祈さんの作品

シンデレラ(階段)

シンデレラがガラスの靴ではなくプレゼントボックスを階段に落とすという童話とクリスマスの要素をミックスさせたもの。
クリスマスの雰囲気を味わいながらシンデレラの世界観に引き込みます。大切なものを大切な人に届けられますように。
平宮 徳真さんの作品
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①白雪姫(演奏会)

5人の小人たちは、クリスマスシーズンになるとそれぞれの楽器を持って屋根の上に登りみんなでサンタさんの衣装で楽しそうに楽器を演奏します。
一年に一回のこのイベントを小人たちも楽しみにしています。今年はどんな人たちが小人の演奏を聞いてくれるのか、、楽しみにみんなを待っています。
②赤ずきん

クリスマスツリーの飾り付けをしている赤ずきんに突然、サンタさんの帽子を被った狼が襲いかかります。でも実は、オオカミは寂しくてクリスマスを一緒に過ごしたいだけ。
いつも皆に怖がられているオオカミは、赤ずきんにも怖がられてしまうのではないかと不安で恐る恐る近づきます。果たして赤ずきんは、仲良くしてくれるのか、、、
須郷 光さんの作品

①金のガチョウ

金のガチョウは、首からさげた小さなかごで、世界じゅうのクリスマスをあつめています。背中には、六人のくるみ割り人形たち。ガチョウにくっついて、もうはなれられなくなりました。
ひとつ、またひとつ、クリスマスや笑い声をすくっては、かごの中へ。雪のよるも、風のひも、かごの中はあたたかなぬくもりでいっぱい。
②ハーメルンの笛吹き

雪の降る夜、笛吹の音色に誘われてハーメルンの笛吹が奏でる旋律に、雪だるまやクッキーマンといった人形達が次々と行進をはじめます。
大角 莉生さんの作品

①狼と 7 匹の子やぎ

「どれから開けよう!」クリスマスプレゼントに目を輝かせた子やぎたちが集まってきた。家族団らんを楽しむための安心な場所で
お母さんからのプレゼントや焼きたてのお菓子を分け合う。子やぎたちの家が、笑顔であふれる特別な夜に最高の思い出を届けよう!
②ブレーメンの音楽隊

夜明け前の街へ、ロバ、ニワトリ、猫、犬の愉快なカルテットが、鈴の音を響かせながら歩き出す。彼らは、クリスマスのメッセンジャー。
大切な人へのサプライズと特別なプレゼントを詰めたソリが、街に笑顔と温もりを運ぶ。最高のクリスマスを。
西澤 心さんの作品

①白雪姫

クリスマスマーケットに現れたノームと夜空に浮かぶようなお城が並ぶことで現実と夢の境界がとけあう瞬間を描いています。
②ラプンツェル

昼は塔に伸びる草のツルが生命の象徴として揺れ、夜になるとそのツルが光となって塔を包み、魔女が髪のようにそれを手に登っていく。
自然と魔法、昼と夜、現実と幻想が交錯するクリスマスの夜。
岸田 悠さんの作品

①ブレーメンの音楽隊

童話『ブレーメンの音楽隊』をテーマにした、みんなで作るあたたかなクリスマス。おもちゃのような動物たちや積み木のお家が並び、やさしい灯りが屋根の上を照らします。
ひとりでは小さな音でも、みんなで奏でれば美しい音楽になるように。力を合わせて生まれるぬくもりや、仲間と過ごす時間の大切さを感じられる場所に。街のざわめきの中で、心がそっと寄り添うような、物語のワンシーンのようなクリスマスをお届けします。
②小人の靴屋

童話『靴屋と小人』をテーマにした、「ありがとうを贈る、小さな魔法の夜」。屋根の上の小さな工房では、小人たちがきらめく糸を紡ぎながら、心を込めて靴を作っています。
光る糸は、人の想いをそっとつなぐ“感謝のしるし”。見えないところで誰かを想い、手を動かす優しさが、世界を少しだけあたたかくする。そんな感謝の魔法が灯る、やさしいクリスマスの物語をお届けします。
北村 光梨さんの作品

①星の銀貨

「あげることの幸せ、受け取る奇跡」をコンセプトにデザインしました。人と人とのあたたかなつながりを感じられるような、
クリスマスらしい温もりと、与えることで心が満たされるクリスマスの“思いやり”の気持ちを表現しました。
②ブレーメンの音楽隊

童話『ブレーメンの音楽隊』をテーマに、「みんなで作るあたたかな場所」をコンセプトにデザインしました。深い森の中、大きな木の下に集まる動物たちは共に過ごすことで安心できる居場所を見つけています。互いに寄り添い支え合うその姿は、大切な人と過ごすクリスマスのあたたかさを思わせるもの。このデザインは、冬の森に灯る小さな希望とつながりを表現しました。
大倉 唯菜さんの作品

①小人の靴屋

忙しく働く人々がひと時の休憩を楽しむクリスマスマーケット。その夜、ヒュッテのうえでは、小人たちが小さな手で心を込めて
靴を作っています。彼らが作るのは、疲れた足を包みまた歩き出すための’’贈り物’’。靴の中には暖かな願いが詰まっています。
②星の銀貨

寒い夜、全てを差し出した少女に降り注いだ星の銀貨。少女は一つ一つの銀貨に想いを込め、温もりのかけらを小さな贈り物に変えていく…
やがて夜空を渡り、煙突からそっと届けられるその光は、誰かの心を照らす優しさの形となって輝き続けます。
伊藤 颯汰さんの作品

①不思議の国のアリス(猫)

屋根の上に腰かけたチェシャ猫が、アリス(来場者)を上から見下ろしているようなデザインにしています。マーケット全体を見守りながら、
どこかいたずらっぽい存在感を放ちます。来場者の視線を自然に誘導し、天井装飾の主役として幻想的な雰囲気を生み出します。
②不思議の国のアリス(トランプ)

サンタの衣装に身を包み、軽やかに踊るトランプ兵たちは、会場に賑わいと温かさをもたらす存在。








